mimi5577のブログ

とりとめのないブログです。よかったら見ていって(^_-)-☆

税金は増えることがあっても減ることがない理由

私たちは日々買い物をすると税金を支払う。いわゆる消費税だ。今では当たり前のように消費税を支払っているが、昔は消費税などなかった。海外旅行で消費税を支払った時に、初めて消費税の存在をを知った。

日本にも消費税が導入され、あれよあれよと云う間に3%から始まった消費税が今では10%だ。軽減税率もあるが、GDPもお給料も上がらないのに、消費税は上がっている。

東日本大震災の後にできた復興税(復興特別税)も法人税では前倒しで廃止されているが、我々の所得税にはまだくっついている税金である。震災被害による復興の為に日本人として支援するのはいいが、この税金は本当に震災による復興に使われたのか?疑問も多く残る。

今後は新しい環境税(森林環境税)も導入が予定されていて、税金ばかり増えている。

日本人に今一度、税について考えて欲しい。私たちが支払っている税金が、どう使われて、どのように活用されているか?

オリンピックもしかり、今度行われる予定の大阪万博も大きく予算を上回るっている。赤字部分は誰が払うのか? 開催をして、採算はとれるのか?

オリンピックにしても、万博にしても、昔に経験をした人の夢をもう一度叶えるために、税金を湯水の事く使った無駄遣いではないのかな?権力を持ったお年寄りたちが、バブルの感覚で開催を決定し、何の責任も取らないまま、負の遺産を子供たちに残していくのかなと、切ないお金の使い方の様に思えてならない。

減税や、税金の還付などをチラつかせて、支持率を上げようとしているが、国や地方自治体に税金の使い方を正すほうが先ではないのかと思ってしまう。もちろん政治家のお金も正してて欲しい(使途不明金を無くしてほしい)。

税金は日本をより良くしたり、日本を安全に守るために、1円たりとも無駄にはして欲しくない。高額ではないが、毎日働いて、税金を納めている身としては、税金の無駄を目にすると、本当に怒り心頭で、税金を払いたくなくなる。

 

今、日本を動かしている人達は、バブル時代を謳歌した世代が大半で、お年寄りの男性がほとんどだ。日本中高齢者で、高齢男性による、高齢者の為の日本になってしまった。若者も、子供も一向に増えないのだから、税金を上げていくしかないのが、今の日本の現状だ。給料も上がらないのに、税金ばかりが増え、若者は子供を持つ前に、家族を持つことさえ諦めてしまい、悪循環の一途をたどっている。

これからの税金の使い道は、時代に合った使い方をして欲しい。オリンピックにしろ、万博にしろ、今 日本で開催をしないといけないものなのか?

以下は、個人的なアイデアだが、万博ではなく、万博を開催するお金があったら、大阪府をバーチャルで再現をして、バーチャル博をすればいいのに。バーチャル万博に日本の企業を参加させて、日本の文化や技術をバーチャルでも体験できれば、そのままバーチャルの大阪府を残せるのに・・・と思う。今の時代、1人に1台スマホが普及をしている。大きな建物を建てて、1か所に多くの人が集まるのは、もう時代遅れの様な気がする。

日本がバーチャルでリードするいい機会になるかもしれない。

話が逸れたが、税金の無駄遣いだけは、本当に勘弁してほしい。

日本に住む納税者は、これからは高くなるのが平均年齢だけだはなく、税金も高くなってしまう事を真剣に考えないといけない。

 

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日本の働き方改革はどこへ

数年前に「働き方改革」が叫ばれ、企業はいろいろな対策をしたり、それに関連した言葉などが派生したりした。正社員の人たちは、会社で決められた有給休暇を取得するのに、無理やり休んだり、仕事を早く切り上げたりしている。仕事が溜まっているのに仕事を休まないといけないジレンマと戦っているみたいだ。

一方、派遣で働いている人は、法律で年間5日以上の有給休暇取得が決められているが、正社員の様に有給休暇日数を与えてもらってはいないし、休みがちだと契約を打ち切られたりするリスクがある。

正社員と派遣(非正規)の不公平は至る場面であるので、あえてここでは言及はしないが、「同一労働同一賃金」以外にも同一でなない事が多々あるのである。

今回の問題はここの部分ではなく、真の働き方改革はなんだろうかと考えてみた。

今、働いている会社は、とてもアナログチックで、ほんとうに上場企業?と思う場面に多く出くわすのである。大企業なので、事務職の女性は長くいらっしゃる方が多い。特にバブル時代を謳歌した世代のベテラン社員が多い。ベテランの人たちは、会社に長くいるので、会社のルールや、社内でどう立ち回ればいいのか熟知している。しかし、OAスキルが低い人が多い。昔に作成したエクセルで作った表を10年以上使い続けている。なので、エクセルの拡張子は旧のままだし、そのエクセルを開くと、互換表示で開き、何とも使いづらい表がそこにある。本人は長年そのファイルを使っていて、慣れているので何の疑問も抱かない。

同じ部署で働いている女性で、昔エクセルが得意な人が作ったマクロファイル(エクセル)を後世大事に使っていたが、マクロの調子が悪いのか、うまく動かなくなってしまった。しかしその女性はそのマクロファイル(エクセル)を修正することができない。1時間以上格闘し、困ったその女性は、私に助けを求めてきた。

その人がそのファイル(エクセル)を編集しないと、私の仕事も終わらない。仕方ないので、新しいエクセル(VBA)を作って渡した。しかし、私は派遣の身なので、3年経てば、そこの就業先を辞めないといけない。私の作ったエクセルファイル(VBA)に不具合が起きても、誰も直せないのである。

働き方改革の前に、企業は社員をどうしたいのか考えないといけない。航空会社のANAは全ての社員(内勤)に簿記2級の取得を課している。簿記は良く知られた資格の1つだし、公の資格なので、客観的な人事評価の1つになるので、いいなと思った。

日本は終身雇用が基本にあったので、1つの企業での就業が長い人が多い。それはそれでいいところもあるが、社員のアップデートをしないと、今のままでは機能しない事が多くなるように思う。

まず、どこの企業も派遣社員を導入して、ほとんどの業務を派遣で賄っている企業も少なくないと思う。しかし、企業の要は正社員が担っていかないと、これからの派遣社員は、経験が浅い人が多くなると思う。派遣でしか働いたことのない人を回していかないといけない。

事務職だけではなく、どの分野でも正社員の役割を考えていかないと、今後、人手不足に対応したり、人材育成なども成り立たなくなってしまう。

業務をマニュアル化するのもあると思うが、仕事はマニュアル化できない部分もあるし、そのマニュアルも何年か毎に更新をしないと、時代に合わないものになってしまう。それよりも、長くいた正社員の人がいなくなったら、だれもわからないまま業務を回さないといけなくなってしまう。

これからの正社員の人は、常にアップデートしていかないと、時代について行けなくなっていく。企業も、正社員の質を高めるため、いろいろと教育の機会だけではなく、学べる時間を与える事も考えていかないと、本当の働き方改革にはならないように思う。

人がAIに変わるとしても、人に投資できる企業が今後は生き残っていくように思う。

 

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日本の報道は終わった

昨今、ジャニーズの話題で、テレビが騒いでいる。

たぶん、多くの人が「何をいまさら・・・」って思っていると思う。

ジャニーズファンでない私でさえ、噂は知っていた。

そして、報道側の人が、自分たちがこれまで報道をしてこなかったことなどの責任について真摯に取り組んでいる姿勢を見せているが、上っ面にしか思えないのは私だけだろうか・・・。

まず、今になって、この問題がクローズアップされている点も疑問だが、大きな問題に取り上げられるきっかけになったのが、海外メディアの発信であるのは如何なものか。

日本のメディアは何をしていたのだろうか。

「死人に口なし」とはよく言ったもので、今になって騒いだところで、罪を償う対象がいないのである。

そしてもっと疑問なのが、裁判の在り方だ。以前にもこのブログに書いたが、日本の司法は性犯罪に寛大だ。何年も前に裁判があった時に、何故その時にキチンと罪を下せなかったのか?当時の少年に尋問をしても、本当の事が言えないと思う。自分が10代で性被害に合ったら、本当の事を大人の人に話せるだろうか?当時の裁判の実情をどうしてメディアが報道しないのだろうか。

そして、被害者が300人以上いるにも関わらず、何故、ジャニーズ喜多川が生きている時に、警察が取り締まれなかったのだろうか?そこに忖度はなかったのだろうか?

私は今回の事で、日本の司法の在り方に憤りを感じる。弱い立場の人の砦であるべき司法が機能しないのだから、これから弱い立場の人たちは泣き寝入りをせざる得ないのだろうかと。

本当に反省をしているのであれば、メディアももっと、当時の司法の在り方を報道すればいいのにと思う。そして本当にメディアが反省をしているのであれば、当時のジャニー喜多川がどうやってメディアを操ったのか、詳細に伝える必要がある。本当だったら、当時ジャニー喜多川が性被害で訴えられたら、格好のワイドショーネタだが、どこのメディアも報道をしていない。新聞にも載っていない。当時 司法もどこまでこの件を事件として調べたのかも疑問だ。被害者の数が半端ないのに、司法は本当に真摯にこの被害に向き合っていたのだろうか。

被害を受けた当時の少年たちの、体だけではなく、心の傷は、私たち大人が考えるよりも大きと思う。どうして犯罪が明らかになるのに、こんなにも時間がかかるのだろうか。今回の件は、是非とも、あやふやにしないで欲しい。

 

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自転車ママの苦悩

少子高齢化が叫ばれて、もう20年以上は経っているが、悪化の一途が止まらない。

政治家の人たちは安易に給付金で誤魔化しているが、子育ての現実を見て欲しい。

朝 子供用補助具(自転車用チャイルドシート)を付けて自転車を漕いでいるのは、ほとんどが女性である。たまに男性のチャイルドシートの付いた自転車を漕いでいるのを見かけるが、10台に1台あれば多い方だ。ただでさえ、2輪でバランスが悪いのに、子供を乗せて女性が自転車を漕ぐのは結構なストレスである。電動自転車が普及したとはいえ、子供を1人乗せて自転車を運転するのも結構な負担だけれど、子供が2人なら前後に乗せて、子供が3人なら2人は前後に乗せて、3人の子供の内1人は自転車を漕ぎながら背負わないといけなくなる。

この現実に気が付いている人が何人いるのだろうか…。現実的に自転車に乗せる子供の数は、1人が普通で、無理をして乗せれる子供の数は、2人である。少子化が改善される環境ではないのである。子供の数はどう考えても増えない。

まずは、ココからだと思う。1人でも3人でも、何人産んでも安心して子育てが出来る環境が必要だ。子育て世代には、子育てしやすいように、自動車で子育てが出来る環境の整備を政府はすべきだと思う。まず、子育て世代の為の駐車場を整備して、自動車購入の補助金を、子供の人数に合わせてするのがイイと思う。

駐車場は、子育て世代の使いやすい場所に整備し、月の使用料を格安にして貸せばいいと思う。ただでさえ、子育て中は荷物が多い。子供を自転車に乗せて、大荷物を自転車に積むと、本当に危ない。

日本は本当に特異な国だと思うのが、通勤に自動車運転を禁止している会社が多い。危ないと云う理由だと思うが、自転車の方がもっと危ないと思う。そして、自動車メーカーであっても、自動車通勤が出来ない会社がある現実(>_<)。何故、自動車を売っているのに、自動車通勤を推奨しないのか?理解できない。

都市部では駐車場の確保が難しいと思うが、交通網が発達しているから、電車の車両に子育て車両を増やしたり、タクシーチケットの配布など、考えれば、いくらでもできると思う。

今の子育て世代は、働くのが当たり前で、通勤に自転車を活用しているママたちが多いと思う。しかし、自転車だと、乗せられる子供の数が限られる。最初の時点で子育てにつまづいてしまう。

政府はよく、子育て支援の財源を口にするが、3号制度を今すぐ止めて、そのお金をあてがえばいいと思う。何故、働かない、子育てもしない人に、保険料を控除するのか、理解に苦しむ。元気な奥さんを働かせずに家事に専念させるのであれば、旦那さんが保険料を払えばいい話である。

所得制限をして、扶養控除するのもどうかと思う。ただでさえ、労働人口が減っているのに・・・この話は長くなりそうなので、次の機会にすることにする。

そして子育てで一番お金がかかるのが、教育費だ。国公立大学は子供の数(兄弟の数)により、授業料を割り引いていけばいいと思う。2人兄弟なら、2人目は学費を二分の一に。3人なら2人目~三分の一に。4人以上は、全額免除。

政府の子育て支援には、本気度が感じられない。

安心して子育てが出来る環境も、支援もまだまだ足りていない。

政治家の皆さんが本気で少子化に取り組むのであれば、もっと子育て世代の目線に立って、考えて欲しい。今の政治は高齢者に寄り添った政治だ。投票数が稼げる世代が高齢者だから、仕方がないのだろうけど、少子化に今一手を打たないと、高齢者も支援してくれる世代がいなくなって、自分の首を絞めてしまう結果になるのに、見てみないようにやり過ごしているように思う。

若い人も、高齢者も、今一度、近い未来・遠い未来を考えて投票して欲しい。

 

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不景気の中の株高

株とかにあまり詳しくはないが、連日 日本株が高値を更新している。バブルを知っている世代には今の株高を疑問視している人が多いのではないでしょうか。

33年前を思い出すと、日本は浮かれていた。人々は繁華街で湯水のごとくお金を使い、タクシーが捕まらないと嘆いていた。しかし、現在の株高はあの時の様な高揚感がない。

今回の株高は、外国人投資家によるものだ。信じられないが、世の中は金余りだ。お金持ちの人たちは、お金をどこに預けるか、年中考えている。海外投資家の多くは、アメリカに見切りをつけて、日本に目を向けている。円安と割安に放置された日本株に目を付けたのだ。しかし、私たちの暮らしは、バブル期の時のように豊かになっただろうか。いろいろなものが値上がりし、給料が上がったと言っても、インフレで吹っ飛んでしまう。何もかも値上がりし、少々の給料アップでは暮らしは良くはならない。

そして、かつての様な不況がこのコロナ禍で起きなかった。経営が厳しい企業も多々あったとは思うが、リーマンの様な事態にはならなかった。それは政府の手厚い支援の賜物だろう。現在、政府機関(主にアメリカならFRB,日本なら日銀)が金利のコントロールをしているのもある。実体経済が伴わない株高なような気がしてならないのは私だけだろうか。政府がいろいろな事をコントロールしていて、自力ではままならない企業がゾンビの如き存在する。政府のコントロールが効かなくなったらどうなるのだろうか。かつての歴史を振り返ると、スペイン風邪のあとに大恐慌があった。しかし、現在は政府が金利をコントロールして、不況にならないようにしている。しかし、そのコントロールが効かなくなったら、世界は一体どうなるのだろうと・・・不安だ。

私が一番懸念しているんが、戦争だ。不景気になっていくと、争いが起きやすくなる。

私たちの周りは、物で溢れ、お金を出せば、何でも手に入る。しかし、コロナの時を思い出してほしい。トイレットペーパーが棚から消え、マスクが手に入らなかった。コロナの時は世の中が少し殺伐としていた。コロナ警察が現れたり、人々は未知のウィルスに怯えていた。コロナの時と、リーマンショックや、バブル崩壊は似ている様に思う。人々は自分の事で精いっぱいで、余裕がなかった。生き残るために必死だった。

歴史は繰り返されるとはよく云われているが、リーマン以上の不況が来た時、私たちはどれだけ冷静でいられるのだろうか。バブル崩壊からなかなか立ち直れなかった日本は、今度、不況になったら、どうなるのだろうかと・・・。投資家の方は、何を寝とぼけた事を言っているのだと思われているだろうが、今の状況が異様な気がしてならないのだ。

戦争だけは起こってほしくないと、切に思ってしまう。

不景気になっても、心の豊かさだけは失わないように、意識することが、今後を生き抜くのに必要だと痛感する株高ニュースでした。

 

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日本の少子高齢化はもうとっくに手遅れ

最近のニュースで、少子化対策が取り上げられていた。いろいろと国家予算にも組み込んでいるようだが、予算をどこから持ってくるかという難題がある。

日本の国家予算は今年度も借金で成り立っている。今の子供たちにこの借金をどう説明するのだろうか・・・少子化とか言っているが、子供たちに借金を残してゆく国に少子化対策が出来るのだろうかと疑問しかわかない。

結論から申し上げますと、小手先の子供手当など意味がない。おじさんが考える少子化対策はなんだか何にも昔と変わらない。20年以上も前から、少子高齢化の対策を打ち出してきた結果がなんともお粗末すぎて、日本を離れるお金持ちが増えるのも納得できる。

お金がかからない少子化対策があると思う。「女性の地位向上」だ。

今の時代、共働き夫婦は当たり前になってきている。離婚率も上がっている。女性は離婚に躊躇しなくていい時代がきた。しかし子育てに関しては未だにワンオペな部分が多く、シングルマザーもここ数年で一気に増えた。婚姻関係において、パートナーの経済力は重要だ。しかし不安定な就労状況が続き、昔の様な専業主婦になれる人はごく僅かである。産休や育休をとり子供を産んでも「一人」が限界なのが働くママたち。そのことを世の男性はどの程度理解をしているのだろうか?今の女性は大卒も増え、就職をし結婚・子育てなどを考えると、自分のキャリア形成や将来の居場所を考えたら、子供の数は「一人」が限界だと思う。

私の周りにいる子育てママたちは口をそろえて「二人目は無理」だと言う。男性の意識改革とか言って「男性の育児休業」などを言っているが、そんな小手先的な育休で男性の意識など変わらない。

日本の会社の役員の数や国会議員の女性の数など、この国は本当に先進国かと疑うほど低い。先進国で出生率が高い国は、女性の地位も高い国が多い。2023年の先進国出生率で一番高かったのがフランス(2.02)。2位がアメリカ(1.84)。先進国になると少子化になる傾向にあるようだが、女性が一人でも子供を育てていける環境がないと出生率2を上回るのは難しいと思う。フランスは手厚い子育て支援などで、出生率が上がったが、それでも2を少し上回る程度だ。アメリカがフランスより出生率が低いのが意外だと思う人もいると思うが、アメリカは日本人が思っている以上に保守的な国だ。この説明は長くなるので割愛するが、国が豊かになると子供を育てにくくなるといった事になるようだ。先進国になると、産みたくても生めない女性が増えていくのだろうか。

少子化対策に「女性の地位向上」というのは、あまり関係がないように思うかもしれないが、私は「女性の地位向上」こそ少子化対策に必要だと思う。女性は仕事をするうえで、子育てをしている間、いろいろなことを諦めたり、立ち止まったりしないといけない。女性は男性と同じスタートラインに立てたとしても、出世のスピードは男性の方が優位だ。男性と同じように出世をしようと思うと、よほどの運か後ろ盾がないと、男性と同じようにしていては出世など無理だ。女性の出世は男性よりハードルが高い。そしてチャンスが来ても、子育てがあると諦めざるを得ないのが現実だ。

先進国になると、女性の高等教育が当たり前になるが、男性と同じ大学を出たとしても、男性と女性とでは社会に出て平等ではいられない。女性は仕事をしていくうえで、男性のサポート役がほとんどだ。国が、会社の女性役員比率や国会議員の女性の比率を法律で定めればいいと思うが、なにせ国会議員はゴリゴリのおじさんたちだらけで、決して法案どころか議題にも上がらないだろう。

 

男性の皆様にもっと女性の現実を知ってほしい。

自分の会社、近くのお役所、あらゆる場所で働く人で、重要なポジションにいる女性がどれくらいいるのだろう・・・と・・・。

そして、想像をして欲しい。女性の下で働く自分を。男性の上司と同じように、女性の上司とでも働けるのか。

本気で男性の意識が変わらないと、この先ずっと少子高齢化が続いていくだろう。

 

 

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なぜ 日本の給料は上がらないのか?身近で考えてみた

ここ1年そこそこで、ガス代・電気代・ガソリン代、ありとあらゆる物が値上がりしている。給料が上がらない私には、とっても辛い。

何で、お給料が上がらないのか?身近で考えてみたが、あまりしっくりいく答えは出てこない。

身近な出来事で、会社にいる女性で、対照的な2人の話だが、1人はとても慎み深く、自分から意見などしない人。もう一人は、向上心がとても強く、自分が納得がいかないときは、理詰めで男性社員と議論もい問わない人だ。この2人が昇進試験を受けたが、どちらが昇進したかは、日本人なら誰でもわかるだろう。そう、慎み深い人が昇進した。彼女は英語も出来ないし、エクセルなどのPCスキルもイマイチだが、とにかく余計なことは言わず、自分から前に出ることは決してない人だ。昇進できなかったもう一人の女性は、英語もできて、勉強熱心な人だ。彼女は我が道を行くタイプで、仕事も出来たし、英語もできた。しかし、コミュニケーション能力があまりない人で、周りの女性社員とつるんだりもしなかった。かといって、その女性が性格が悪いわけでもなく、いわゆる男性社員には扱いにくい人だったようだ。

ここで、イノベーションについて考えてみる。イノベーションを産む人は、周りになじめない人が多い。独特の価値観があり、こだわりも強い。世界中をアッと言わせたイノベーションの生みの親、スティーブ・ジョブズは、会社から追い出された経緯がある。

アメリカはIT分野で様々なイノベーションを興し続けてきた。失敗をしても、もう一度挑戦する機会がある。個人の能力はきちんと評価され、仕事の出来る人には昇進の機会があり、その基準は個人の能力によるものが大きい。「和」を重んじる日本とは違った評価基準のように思う。なので、仕事はイマイチだが、周りと上手くやっている、いわゆる上司の受けがイイだけでの昇進はありえないのである。

評価基準は日本とアメリカでは全く違うのである。どちらがイイかではなく、こういった要因も、日本の給料が上がらない要因の一つかもしれない。

そして、小泉政権下の中、非正規雇用が一気に増加した事も大きな要因の一つだと思う。日本はアメリカとは雇用システムが違うにも関わらず、非正規雇用を強引に推し進め、非正規雇用を生み出した張本人が、最近テレビなどにちょくちょく出て、岸田政権の事を非難している。冷え込んだ経済は、1年2年などの短い期間では良くなるわけでもなく、彼がした、非正規国家日本は、どうしようもなくなってしまっている。

日本で一番の優良就職先は、公務員である。よほどのことがない限り、クビになることもなく、いろいろな面で守られている。特に成果を上げなくても、降格されることもなく、ある一定の年齢とともに昇進して、定年まで働ける。公務員でも、上に上がろうとすると大変だが、そこそこ仕事をして、そこそこの地位で落ち着いていれば、人生は安泰だ。国家機関がこんな状態で、国が上向くだろうか?一生懸命に仕事をしている公務員もいると思うが、それは一部であって、大概の公務員は似たり寄ったりだと思う。

アベノミクスはどこまで機能しているのか考えてみる。アベノミクスの考えは、大企業が儲かり、お金が入るとその利益が裾野まで広がるといった感じだ。シャンパンタワーを想像したらわかりやすい。シャンパンタワーの上にシャンパンを注ぐと上のグラスのシャンパンが溢れ、下のグラスににシャンパンが流れていく。そんな風に、グラスの天辺(大企業)にシャンパンが注がれると、下のグラス(下々のもの)へとシャンパンが流れてゆくというのだ。パーティー好きの安倍さんならではの経済政策。しかし、天辺に注がれたシャンパンは下に流れてはこなかった。大企業だけが儲かり、庶民は貧しいまま、シャンパンは上層に滞留したままだ。

日本では(特に女性)仕事を頑張っても、評価はなかなかされない。男性優位な社会である。その男性も最近では年間所得が下がっている。頑張っても、給料がなかなか上がらないから、みんなそこそこ頑張って、クビにならない様に頑張るくらいだ。独創的なアイデアがあっても、日本ではなかなか評価もされないだけではなく、潰されてしまう可能性が高い。優秀な科学者はアメリカへ行ってしまう事も多い。

今から日本は超高齢化社会になっていく。4人に1人が3人に1人に高齢者が増続けていく。そんな中で、イノベーションが起きるだろうか?若い人がいない社会で、日本に活気が出てくるだろうか?若い人は税金や年金の為に働かないといけない。家を持ったり、家族を持ったりすることが贅沢になってきている。女性が何故子供を産まなくなったかは、別の機会に論ずるとして、日本の未来に明るい話題がないのだ。

時代が、世界が変わっていく中で、日本は変われないまま現在に至っている。日本社会はカチカチに膠着し、放置され続け、気が付いたら、どうすることも出来なくなってしまっている。私たちは給料が上がらない社会で、年寄りになっても、体が動くうちは働かないといけない。

 

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