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女の敵は女は昭和の話

女の敵は女」で、マイメロディでお馴染みのサンリオが窮地に立たされている。

マイメロディの毒舌ママの名言集を集めたグッツが、物議を醸しているのだと思うが、「女の敵は女」などもう昭和の話ではないのだろうか。

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20~30年前に、同僚の人が、頻繁に遅刻をしていた。女性事務員の会議で遅刻の事を問い詰めると、その同僚女性は、どう考えてもおかしな言い訳をした。そうこうしていると、上司の男性が会議を覗いた時、彼女はおもむろに泣き出したのだ。他の女性は冷ややかな目でその同僚を見ていたが、男性上司は「あまりいじめないように」と言ってその場を去っていった。私は「はぁ~?」ってな感じで、同僚の彼女にも呆れたが、その上司にも生き道理を感じたのを思い出した。

20~30年前は、女性は会社のお飾りでしかなかった。同じ条件で働いていても、男性社員は、女性社員の仕事や評価などどうでもいい感じだった。そして後で知った事だが、その同僚女性は、社内のいろいろな男性と体の関係を持っていたようだった。社内の男性の多くは、彼女に弱みを握られているようなものだった。

ここまでの話だと、やっぱり「女性の敵は女性」と思う人が多いと思うが、本質から云うと「女性の敵は女性と思ったら、その先に男あり」なのだ。第一に上司が女性ならこの体たらくな男性上司と同じ判断をしただろうか・・・?

「セクハラ」「パワハラ」などと、少し前にハラスメント用語が乱立したが、日本では男女の認識はさして昔と変わってはいない。何とか法律に引っかからないように会社が、注意喚起をしたりしているに過ぎない。いろいろな場面や場所で、役割の重要な位置を占めているのは、いまだに男性だ。最高裁の判事も、女性は少ない。国会議員にしても女性の割合は少ない。会社でも、役員クラスの人の女性割合は、先進国で最低だ。

いろいろなセミナーのビデオなどでも、重要な人物(上司・指揮命令者など)は男性だ。お国の案内ビデオでもほとんどの設定が、下の立場の人は女性、上の立場の人は男性になっている。日本社会全体がそういったイメージが染みついていのか「男女平等」「女性機会均等法」などと言っているお役所でさえ、女性を下に見ている。国会議員にいたっては、人気取りのためのパフォーマンスでしかない。その証拠に「女性の活躍」などと息巻いているが、実際に大臣を据えるには、女性はあまりお見掛けしない。

賃金にしても、女性は男性より低く設定されている。「同一労働同一賃金」など、あと100年たっても成立しない、都市伝説みたいなものだ。

家族単位で考えても、女性が家事・育児を担うのが当たり前になっている。男性は仕事を抜けられないと言った理由だろうが、女性にも仕事を抜けられない場合があるし、家事・育児分担が女性に偏っていても、だれもおかしいと思わないし、法律では民事不介入になるので、なかなか難しい。ある意味、男性は社会変化への耐性がないのではないかと思う。結婚をしても昔から、女性が男性の家に入ると言った認識が根強い。日本では婚姻上で別姓が認められなかった。

日本は少子高齢化や晩婚化などと、いまや手遅れ状態だが、こんな状態になったのは、そういった男性社会が関係しているように思う。男性は家族を養わないといけないといった概念は、今の世の中、存在しているのだろうか?日本も多くの離婚者がいて、多くのシングルマザーが存在するが、果してシングルマザーの子供達は、実際の父親からキチンと養育費を貰っているのだろうか?

私たち大人が、今の日本の状態のまま、次世代の子供たちにバトンタッチしてもいいのだろうかと、ふと思った出来事でした。

 

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