mimi5577のブログ

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自分の会社好きですか?

愛社精神の事を従業員エンゲージメントというらしいが、その調査で、日本は28位で27位の韓国より下だ。2012年の調査なので、今はもっと下かもしれない。

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日本は年収でも韓国に抜かれてしまった。少ない給料の非正規が多い日本で、愛社精神なんて育つわけがない。

まず、長期的なキャリアプランが持てない。3か月毎の更新で、何時切られるか分からない中、社員と同じように働けといわれても困ってしまう。そして、社員でもないのに社員と同じ業務量と責任。同一労働同一賃金なんてあってないようなものだ。賃金格差を訴えたりすると、直ぐに切られてしまう。そんな会社に愛社精神なんて持てないし、持てと言う方がどうかしている。

会社で頑張って働いていても、評価なんてされない。当たり前のように思われる。仕事を早く終わらせて帰ろうと頑張っても、ダラダラと仕事をして、残業をしている人の方が評価される時がある。見ている人は見ているとか云うが、女性の事務職なんて、本当のところ、どの程度、男性社員は理解できているのだろうか?

ハッキリ言って、今の雇用体系自体、愛社精神どころか、労働生産性を低下させている。頑張って働いても、そこそこ働いても、お給料はさほど変わらない。うまく立ち回れた人が評価されたりする。上司に気に入られるかどうかとか、周りの人との協調性とかの方が重要視される。そういった事は今までは大切だっとと思うが、テレワークなどが当たり前になり、今までの価値観は必要なのだろうかと思う。それよりも、1人で生産性を上げて働くことの方が大切になってくるのではないのだろうか。

日本には「熱意のある社員」は6%しかいないそうだ。世界で最下位で、世界平均15%の半分以下だ。日本の成長が止まってしまうのも当たり前のように思う。生産性なんて上がらないし、むしろ、今の日本は頑張って働いた人の方が損をする社会構造になっている。

やはり、頑張ったら頑張った分だけお給料が上がらないと、生産性も上がらないと思う。そして、日本にはまだ終身雇用が根強く残っている。特に大手企業は大学を卒業して就職すると、その企業にずっと居続ける。人の流動もあまり起きない。自分に合わない仕事でも、ずっとその企業に居続け、生産性を上げられないまま定年まで働く。

そして、日本は女性の職業の地位が低すぎる。介護職や保育士などがいい例だ。エッセンシャルワーカーと云われる人の賃金が安い。それは、主に女性が担う仕事だからだと思う。事務職も派遣ばかりだ。古い考えの人は、男性は家族を養わないといけないという概念があるが、そんなことは、今の世の中関係がないと思う。シングルマザーが多いし、男女関係なく、能力主義にシフトしないと、日本はますますヤバい事になるのではないかと思う。

少子高齢化労働人口が減り、その上、労働生産性も上げられない日本。この先ますます日本は低迷したまま、企業は、いかに人件費を抑えるかばかり考え、いかに労働生産性をあげて、イノベーションを生み出すかなど考えてはいない。

このままでは、優秀な人が日本から姿を消すのは時間の問題だ。

 

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