mimi5577のブログ

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男性の育休を女性は実際どう思っているのか?

来年(2022年)の10月頃から「育休」が変わるらしい。少し少子高齢化の歯止めが前進するように見えるが、多くの女性がどのように思っているかは、多くの疑問が残る。

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SNSの投稿などを見ていると、だいたい賛成と反対が半々のように思う。

今回の改定内容は以下のようになる。

出生直後の時期に柔軟に育児休業を取得できるようになります。

施行日:公布後1年6か月以内の政令で定める日

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  • ※1 職場環境の整備などについて、今回の改正で義務付けられる内容を上回る取り組みの実施を労使協定で定めている場合は、1か月前までとすることができます。
  • ※2 具体的な手続きの流れは以下①~③のとおりです。
    ①労働者が就業してもよい場合は事業主にその条件を申出
    ②事業主は、労働者が申し出た条件の範囲内で候補日・時間を提示
    ③労働者が同意した範囲で就業
    なお、就業可能日等の上限(休業期間中の労働日・所定労働時間の半分)を厚生労働省令で定める予定です。
  • (注) 新制度についても育児休業給付の対象となります。

② 雇用環境整備、個別の周知・意向確認の措置が事業主の義務になります

施行日:令和4年4月1日

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  • ・雇用環境整備の具体的内容については、複数の選択肢からいずれかを選択して措置していただくこととする予定です。
  • ・個別周知の方法については、省令において、面談での制度説明、書面による制度の情報提供等の複数の選択肢からいずれかを選択して措置していただくこととする予定です。
  • ※ 休業取得意向の確認は、事業主が労働者に対し、育児休業の取得を控えさせるような形での実施を認めないことを定める予定です。

育児休業を分割して取得できるようになります

施行日:公布後1年6か月以内の政令で定める日

 

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④ 有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件が緩和されます

施行日:令和4年4月1日

f:id:mimi5577:20210923164715p:plain ⑤ 育児休業取得状況の公表が義務になります

施行日:令和5年4月1日

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※公表内容は、男性の「育児休業等の取得率」または「育児休業等と育児目的休暇の取得率」と省令で定める予定です。

イクメンプロジェクトより)

今回の改正ポイントは「男性の育休推進」といったところでしょうか。

大企業・中小企業にかかわらず、妊娠・出産を届け出た労働者に育休の取得の周知と意向確認が義務化されたことは少し前進したと思われます。そして会社が働きかけを怠った場合は社名も公表されるようです。

育休は父親が生後8週までに最大4週(2回に分割可能)の産休を取れる制度が新設されました。

産休の取得率の公表を従業員千人超の企業には、義務付けを行うみたいです。

ここで今回の改正での女性の賛成意見は、やはり子供が乳児の場合は不安も多く、近くに頼る親などがいない場合は、すごく助かるとの意見が多いように思われます。

改正でのネガティブ意見は、旦那が休みを育休ではなく、自分の休暇と思い、子供がもう一人増える懸念が・・・旦那様が家事・育児に消極的なご家庭の場合は、会社に奥さんの育児報告書の提出を求めている人も、チラホラいらっしゃいました(^-^;

そして多くの女性は、育休もいいが、男性社員の普段の仕事の退社時間を早くして、普段から家事・子育てを手伝える環境を望んでいるようだ。

一方企業側は、大企業は積極的な姿勢を見せている反面、中小企業は消極的意見が目立ちました。一番の理由は、男性社員が仕事を抜けた場合の穴埋めをどうするか?との問題が一番多いようです。ここで働く女子に考えてほしいことがある。結構前から働く女子は、育休女子の穴埋めを担ってきたと!ある女性がブログで「女性活躍の職場はあえて選ばない」という内容のブログを書いていらして、たくさんの賛否があったようだ。女性の産休は男性より長く、結構な負担が女性社員にのしかかる。女性の仕事の穴埋めのほとんどを女性社員で分担しないといけない構造になっている。それを今まで女性社員にやらせておいて、男性社員の穴埋めを男性社員がする段階になったら、二の足を踏んでいる。しかも、産休・育休期間は、女性社員よりも男性社員の方が短い。

今回の改正は男性社員にも「育休が取りやすい職場環境の改善」を目的にしたものだが、果たしてそういった雰囲気作りが今の中小企業でできるのか?との疑問になる。義務化をしても、抜け穴だらけのような気がするのは私だけだろうか・・・。非正規雇用者になるとなおの事、育休など、取りづらい環境が改善されるとは思えない。企業はそういった人たちを排除してきた長い歴史がある。

今一度、誰のための育休で、何のために設定したかを本気で考えないと、今後の少子高齢化は解消されない。

ぜひとも、イクメンパパには、これからのロールモデル(お手本)となるように、未来のイクメンパパの為、頑張ってほしいところだ。