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専業主婦への憧れとリスク

婚活などで「専業主婦」を希望する女性が多くいる。仕事などのストレスで心身ともに疲弊をして、専業主婦へ逃げたいと思う人がいるのだと思うが、今時「専業主婦」でいる方がリスクが高いのではないかと思う。

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現在も男性は自分の妻が「専業主婦」だと、家事・育児は妻の仕事で、責任をもって家庭を守るのは当たり前といった固定観念が染みついている。世の女性たちは結婚相手には「年収500万円以上」と条件を付けているが、これは自分が専業主婦になっても暮らしていけるかなぁ~と漠然と算出した数字ではないかと思う。

女性が専業主婦になると、まず子供を期待される。順調に子育てをして、気が付けば「○○ちゃんのお母さん」になり、家事・子育て・パートと忙しい毎日を過ごし、気が付けば、40歳をすぎ、忙しい旦那とすれ違い生活で、夫婦仲は冷え切っているというご家庭は少なくはないと思う。旦那の定年後は旦那が勝手に「妻との旅行」を計画し、妻は旦那と一緒に旅行だなんてこりごり。すでに妻や子供の心は自分から離れている事に、旦那だけが気づいていない。これは独身の私が言うのも何だが、SNS情報や自分の叔母もそんな感じだ。そして男性は「家族の為に頑張って働いてきたのに・・・どうして家族の心がはなれてしまったのか?」わからずじまいだ。

一生懸命に家族の為、働いてきた男性の気持ちもわからなくもないが、女性の真理はそういった事ではないのだ。日々の些細なことの積み重ねなのだ。65歳以上の女性たちは、老後の年金生活の事を考え、家庭内離婚を選び、嫌気がさした旦那との生活を選択している女性が多いが、現代の中年女性は、離婚を考えたときは、取り合えずすぐには離婚はしない。自分の仕事を探し、経済的自立を果たしたうえ、離婚に踏み切る。もっと進んだ人は、不倫関係の人を見つけ、時が来れば「再婚」を考えている人もいる。

ここで「専業主婦」になるリスクを考えてみる。専業主婦になると経済的に旦那を頼わざるを得ない。旦那から渡されたお金で日々の生活をやりくりしないといけない。経済的主導権のある旦那は妻に、家事・育児を担う役割を当たり前のように与える。子供が出来るとその傾向は顕著になり「専業主婦=家政婦化」の状態になる。旦那は自分が稼いでいるのだから、家事育児は妻がするのが当然だと思い、感謝などしない。家族の問題を旦那に頼ろうと相談をしても「忙しいから」と言って取り次ぐ島もなく、自然と旦那抜きで、子供や家族の問題を解決せざる負えなくなっていく。気が付くと40歳をすぎ、仕事を見つけようとしても、何のスキルもなく、パートなどに落ち着いてしまう。結婚をしても働くことを選んだ人と、専業主婦を選んだ自分を比べて、がっくりと肩を落とす人も少なくはないと思う。今の時代、結婚=安泰な人生ではないのだ。結婚をして子供ができ、幸せそうに見える家庭でも、離婚を考えている女性は少なくはないと思う。少し前に「熟年離婚」という言葉が流行ったが、女性も離婚をするには「経済的自立」が必要。

今回「専業主婦」を非難をしているわけではなく、専業主婦をあえて選んでいる人もいると思うし、それで自身が幸せならそれでいいと思う。しかし、専業主婦であっても、家族以外の繋がりを持つことをお勧めする。家族以外の繋がりとは、ボランティア活動でもいいし、自己啓発の為、資格を取りに学校へ通うなど、家族から離れて過ごす時間を持ってほしい。家族以外の世界に身を置くことで、冷静にふるまう事があると思うので、是非、家族以外とのつながりを持つことをお勧めします。