mimi5577のブログ

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スロー働き方改革

少し前から「働き方改革」などと、世間で言われているが、全然進んでいないではいないではないか!と怒っている人も少なくはないはず。

先進国の中で仕事が効率的でないとか、残業が多いとか、いろいろといわれているが、仕事をしていて、個人ではどうにもできないので、どうしたらいいのだろうかと、頭を抱えている人もいると思うが、日本は今後、もすごーーーく遅いペースでしか改革しないと、残念ながら思わざるを得ない。

そもそも会社の入り口時点で「働き方改革」など進まない事が明らかであるように思う。日本の企業は「和」を重んじているのだと、つくづく実感する。企業の求めている人材は、自分の会社にこの人が合っているか、で決まってしまう事が多い。日本の企業が求めている「和」は、いかに黙って上層部の手となり足となってくれる人が多くいるかだ。

世間ではSDGsとか「多様性」などと言っているが、同じ人たちばかりが集まっているのが、今の日本の企業の大半である。「和」を乱す人がいれば、本気で潰しにかかるのが日本の企業でもある。「チームワーク」と言えば聞こえがいいが、企業の上層部の人達が「YESマン」を集めているに過ぎない。企業で「イノベーションが起こらない」などと言っているのが、茶番であるのは言うまでもない。

年功序列」「男尊女卑」は顕在し、なくなることはないのが、日本企業。

日本の賃金の男女差がないと「ひろゆきさん」という人が言っていたが、ちょっと違うような気がする。まず彼は、地方都市を知らない。女性は結婚をして、一旦仕事を辞めて、パートなとの仕事に再度就くことが多いので、賃金差が生まれると彼は言っていたが、女性役員数が少ないのも、日本だ。海外赴任や転勤をしない女性が多いのは確かだが、そもそも女性が「家事・育児」をするのが当たり前で、身動が出来なくしているのは、日本の男性社会だ。日本企業が、女性に海外赴任や転勤を、20代~40代でさせるのが普通だと思うのはおかしい。別に50過ぎて転勤や海外赴任でもいいではないかと思う。女性が日本でずっと働き続けるには、何かを諦めないといけない社会をつくってしまった罪は大きい。

企業は人を採用するときに「この人はこの会社に合っているか」などと考えているので、成長がないまま30年が過ぎ、未だに同じことをしている。「企業への貢献」などは、そんなに重視をしていないように思う。「ライフワークバランス」とか言っているが、それ以前の問題の様に思われる。「出来ない社員」がいても、そのまま放置。「出来る社員」は「出来ない社員」とそれほど変わらない査定。日本の「正社員制度」にも限界が来ている様に思う。その反動の様に、日本の男性は女性社員を物の様に扱う。例えば「派遣社員」だ。日本の働く女性の大半が派遣社員だ。派遣社員は、3か月毎の更新で、受け入れ企業が気に入らなければ、切ることが簡単に行われる。日本は「正社員」を辞めさせるにはすごく難しくしているのに「派遣社員」は簡単に辞めさせられるようにしているのにも、憤りを感じる。30年以上も新陳代謝が出来ないままで、停滞を余儀なくされてるのは「人」を物としてしか見れていない企業にも原因があると思う。

今の高齢男性たちは、日本のいい時代しか知らない。戦後に生まれ、高度成長を経てバブル景気。その後低迷が続いたが、自分たちは無事な所から、氷河期世代を冷ややかに眺めていたにすぎない。

今の若い日本人の海外流出が止まらない理由が分からない世代達。どうしたら、今の若者が今の会社(仕事)を辞めないか、考えているおじさん達。一生、わからないままだろうな、と思いつつ、私も若かったら、絶対海外で働きたいと思う今日この頃である。

 

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