mimi5577のブログ

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銀行の役割の終わり

一昔前に、渋沢栄一が日本に銀行をつくり、銀行は日本経済の発展の要となった。

銀行は日本経済の血液となり、日本の経済を支えてきた。しかし今や、銀行は大変な変換期を迎えていると思う。低金利で銀行の収益は減り、街からATMがなくなっている。

金利だけでなく、デジタル化の波が押し寄せて、銀行自体の在り方が問われてくる。

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まず、仮想通貨の台頭だ。仮想通貨が市民権を得て、ブロックチェーン技術を銀行も取り入れないといけなくなった。お金の価値がデジタルで計られる時代になったのだ。

私の様な平民には想像がつかないが、世の中は「金余り」になっている。お金が膨大に膨らみ、1人の資産が1つの国の国家をも揺るがしかねない。

人々の欲望はさておき、2022年はデジタル通貨元年になるのではないかと思う。それは、中国の存在が大きく関わってくる。中国はどこの国よりも最初に自国の貨幣をデジタル化にしたいに決まっている。多分、中国はオリンピックイヤーに合わせて、デジタル人民元を発表するのではないかと思う。

今の基軸通貨はドルだ。中国は基軸通貨人民元にしたいはず。しかし、人民元基軸通貨にするのは至難の業。手っ取り早く人民元を有利にする方法が、デジタル通貨。アメリカはデジタル通貨に躊躇している節があるように思う。そういった隙に、中国はいち早くデジタル通貨に乗り出し、デジタルの世界で、デジタル人民元基軸通貨にしようとするはずだ。

今や世界中の国々は中国相手に商売をしている。中国抜きでは商売が成り立たなくなっている。中国がデジタル通貨を導入すると、中国と商売をするには、人民元のデジタル通貨を使わなくてはならなくなると思う。その第一歩を踏み出すのに、オリンピックは最高の舞台なのではないかと思う。どこよりも早く、人民元を基軸デジタル通貨にして、覇権争いから一歩も二歩もリードし、中国に有利になるようにするに決まっている。

メチャメチャ恐ろしい事だと思うが、人民元がデジタル通貨の基軸通貨になると、中国政府にお金の流れだけでなく、いろいろな情報が垂れ流しになるのではないか・・・。情報を中国に握られてしまうのではないか?デジタル通貨の取引で、日本が不利になるのでは・・・。中国はいまや、人の流れや行動を完全に監視できる環境にある。次は世界中のお金の流れを監視できる環境に持っていこうとしているのではないか。

思い出してほしいのだが、南沙諸島の軍事基地の数々。私たちがぼやぼやしている間に、あっという間に南沙諸島を制覇している。国際社会において、もはやルールなど通用しない。中国は同じ方法で、デジタル通貨の世界で、同じように仕掛けてくるに決まっている。気が付いたときは「時すでに遅し」になっていそうな気がしてならない。

日本の銀行では、システムトラブルですったもんだをしているが、今後はそれどころではない。中国のデジタル人民元に、日本の銀行が乗っ取られてしまうかもしれない。

中国は本気だと思う。

[北京 24日 ロイター] - 中国人民銀行中央銀行)は24日、同国の西部地域に2025年までに金融センターを設立する計画を明らかにした。四川省成都市と重慶市の経済発展を支援する。

シンガポール、日本と資本取引所のメカニズムを調査・設立し、二国間の投資・金融プロジェクトを行うとしている。(2021.12.24:REUTERS)

日本は本気で、デジタル化に取り組まないと、尖閣諸島どころの騒ぎではなくなる日が来るのは、時間の問題の様な気がする。

今回は、ちょっぴり都市伝説っぽいが、中国の国の事を勘案すると、考えられる話ではないのだろうか。