どこの会社でも「社内ニート」が1人はいると思う。全社員が精鋭社員の会社は、存在しないのではないかと思う。いつの時代も社内ニートはいたと思うが、最近は、社内ニートが増えていないかな?と思っている人が多くいるのではないだろうか。社内ニートが増えたその原因は、国の法律にあるのではないかと思う。

いつ時の時代にも「社内ニート」の様な人が、どこの企業にも1~2人くらいはいた。でも、その数が近年は増えているように思う。皆さんご存じの通り、正社員は簡単には解雇はできない。企業も社内で早期退職制度を募り、退職金の増額などをして、何とか正社員人数を減らそうとしているが、そういった時に限って、辞めて欲しくない人達が辞めていく。そして、昨今の若者は、なるべく低飛行・低燃費で働くことが正しいと思う人が増えてきた。数年前より、年金受給が65歳からとなり、国が定年退職者の再雇用を拒むことを、企業が出来ないように法律を改定した。なので、定年退職後も、そのまま同じ企業に残る人が増えた。定年退職後も現役時代と同様に働く人もいるが、大概の定年退職後の再雇用者は、社内ニートの状態になってしまっていると思う。
定年退職後の再雇用のほとんどが、役職を外され、賃金も6割くらいになってしまう。今までとはまったく違う仕事をしないといけない場合も多い。今までとは違う仕事が覚えられるわけでもなく、なんとなく会社で過ごすだけで、お給料がもらえるのだから、とりあえず、再雇用で食い繋いでいく手筈だ。企業は法律があるので、定年退職者の再雇用を拒むことが出来ない。大変なのが現場である。社内ニートを抱えて仕事をしないといけない。今までそれなりの地位で働いていたので、プライドもそれなりに高い。仕事でミスをしても、謝ることもなく、責任感がまったくない。若い社内ニートとはわけが違う。
定年退職後の再雇用の人は、年金をもらうまでの腰掛なので、新しい仕事を真剣には覚えない。1年以上、社員の人から引継ぎを受けているにも関わらず、引き継いだ業務がまったく出来ない。私も、定年退職再雇用者に簡単な業務を引き継いだが、6か月以上たっても、間違える。大した業務でもないので、仕事のダメージは少ないが、こんな簡単な業務で間違えるのであれば、責任のある業務は任せられなくなり、社内ニートとなってしまうのだと思う。その人に間違えを指摘しても、謝るでもなく、訂正を淡々とメールして終わりだ。ハッキリ言って、凄く迷惑な存在でしかない。よく、ニュースなどで「今までと同じ業務とか役割を与える様に」とか言ったりする人がいるが、現役時代に活躍をしている人であれば、企業もそのまま、役割を与えるはずだ。
政府は「同一労働同一賃金」についての明確な法整備はしないでおいて、正社員の定年退職後の再雇用は法整備をしている。そのうちAIが仕事をしてくれるので、暫くは我慢をしろという事なのだろうか。新しい形の差別としか思えないのは、私が被害者意識が強いからなのか、それとも、弱者を守る法律は、この国から消えていくからなのだろうか。





