mimi5577のブログ

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婚活女子の市場価値

テレビを見ていて、50過ぎの弁護士男性が、お見合い紹介所で2人の20代女性とお見合いをしていた。テレビの人は、何の違和感もなく、うまくいけばいいなみたいな雰囲気で番組は終わった。

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そのお見合い紹介所の相談員女性は、その弁護士の恋愛経験などを聞いていた。50過ぎのその弁護士男性は、仕事ばかりで恋愛経験が少ないとのことなので、その50過ぎの弁護士男性には20代の女性が合うだろうとアドバイスをしていた。数日後、24歳と27歳の女性とのお見合いをセッティングしていた。

その50過ぎの弁護士男性は多分、収入も多く、学歴も立派なのだと思う。・・・が、50過ぎの男性に20代の女性を紹介するのはどうかと思った。恋愛結婚ならまだしも、親子ほど年齢が違う人とお見合いって・・・・

婚活市場はコロナ禍でも活況と聞いている。多くの人が多額のお金を払い、結婚をしている。幸せな結婚をしている人も多いと思うが、私がその20代女性の親なら、50過ぎの男性とのお見合いは反対をすると思う。

50過ぎのその弁護士男性と結婚をしたとしたら、金銭的な不安はないにしろ、将来、子供ができて、子供が成人するまで、その男性は子育てができないと思う。50代といえば、仕事でもかなりの責任があるポジションで、イクメンなどを期待してはいけない。普通、50過ぎの男性は、昭和世代の考えの人が多いので、子育てに参加するとは思えない。普通の50過ぎの男性がはりきって子供の運動会で20代・30代のお父さんと並んだ時・・・・いくら体を鍛えていても、寄る年波には勝てないと思う。そしてその女性には、子供が成人したと思ったら、夫の介護が待っている。夫と自分の両親との年齢が変わらないので、自分の両親と夫の介護のダブルパンチの恐れもある。女ざかりを介護で終えるかもしれない。

テレビでまたしても、50過ぎの男性が20代の若い女性とお見合いをしているので、一般男性の多くが勘違いをするに違いない。普通の20代女性にとって50代の男性は、自分のお父さんと同い年のタダのおっさんにしか過ぎない。婚活市場で年配男性の多くが、自分より1周りも2周りも年齢が下の女性を選ぼうとする。50代の男性が20代の女性と結婚できる確率は、宝くじを当てるよりも低い。

婚活市場の市場価値は、女性は年齢、男性は年収だ。

女性が何故年収にこだわるのか?わかるような気がする。日本は女性の地位が低い。先進国最下位。今の若い人は気が付いている。日本ではいくら頑張っても、女性は男性ほど仕事で評価されないし、男性ほどお給料がもらえない。それだったら、年収の高い男性と結婚をして、専業主婦になった方が楽だ。それをかなえるためには、親子ほど年が離れていても、お見合いを受けてしまうのだと思う。日本の高収入女子は、独身の女性が多い。彼女たちは無理をして結婚をしなくても、自分の収入で人生を楽しめる。そして、自分より収入の低い男性にとやかく言われたくはないと思う。日本の男性の家事労働時間はすごく短い。自分で働いて、十分自活出来るのに、どうして自分だけ家事・育児をしないといけないのか・・・それほどまでの男なのか?と考えると、一人でいた方が楽だ。

生活時間の国際比較

OECD経済協力開発機構)が2020年にまとめた生活時間の国際比較データ(15~64歳の男女を対象)によると,有償労働時間1が長いのは,比較国中,日本男性(452分),韓国男性(419分),カナダ男性(341分)となっている。有償労働時間のOECD平均は,女性218分,男性317分である。

どの国も有償労働時間は男性の方が長いが,各国において男女比(女性を1とした場合の男性の倍率)を見ると,男女比が大きいのは,比較国中,1.7倍の日本,イタリア,1.6倍のニュージーランドである。

無償労働時間が長いのは,イタリア女性(306分),スペイン女性(289分),ニュージーランド女性(264分)となっている。また無償労働時間が短いのは,比較国中,日本男性(41分),韓国男性(49分),イタリア男性(131分)となっている。無償労働時間のOECD平均は,女性262分,男性136分となっている。

どの国も無償労働時間は女性の方が長いが,男女比(男性を1とした場合の女性の比率)を見ると,男女比が大きいのは,比較国中,5.5倍の日本,4.4倍の韓国,2.3倍のイタリアとなっている。

OECDが2014年にまとめた国際比較データにおいては,15歳~64歳の日本女性の有償労働の時間は206分でOECD平均の215分よりやや少なく,無償労働の時間は299分でOECD平均の274分より多かった。しかし2020年のデータでは,日本女性の有償労働の時間は272分となりOECD平均(218分)を大幅に上回り,無償労働の時間は224分でOECD平均(262分)を38分下回った。

OECDの2020年における国際比較データで,有償労働時間と無償労働時間の合計時間(以下,「総労働時間」という。)をみると,比較国中,日本女性(496分),スウェーデン女性(495分),日本男性(493分)が長い。すなわち,男女別で日本は男女とも総労働時間が最長ということになる。ちなみに睡眠や食事等の時間(Personal care)をみると,比較国中,スウェーデン男性(611分),日本男性(613分),ノルウェー男性(615分)が短く,日本女性は女性の中では比較国中最短の626分である。

以上を踏まえると,結婚や子供の有無を区別しない15~64歳の男女全体で見ると,我が国は諸外国と比較した場合

  • 以前は短かった女性の有償労働時間が伸び,男性も女性も有償労働時間が長いが,特に男性の有償労働時間は極端に長い。
  • 無償労働が女性に偏るという傾向が極端に強い。
  • 男女とも有償・無償をあわせた総労働時間が長く,時間的にはすでに限界まで「労働」している。

という特徴がある。(内閣府より)

現代日本女性は結婚をしても、共働きをしないといけないし、家事・育児も担うことが多い。そう考えると、仕事もして、家事・育児もしないといけない様な男性と結婚するより、年収の多い男性と結婚をして、専業主婦でいる方がいいと思うのは当たり前のように思う。

しかし、婚活に囚われると、長く続く結婚生活の事を考えられなくなってしまう。結婚紹介所は、高い成婚率を謳っていたりするが、結婚後の事など、どうでもいいのだ。成婚をすれば、お金になるのだから…。別に結婚相談所を非難しているわけではないが、あまりにも、無理な結婚を自分に強いている女性が多い様に思う。昔は、20代初婚女性に50代の男性を紹介する人などいなかった。なんだか、日本の婚活市場は、中東のどこかの国の結婚と、さほど違いがないように思えてならない。

婚活市場において、女性の価値が低すぎるように思う。

独身の私が云うのもなんだが、婚活において、その人の下の世話できますか?と一回自分に自答して決めて欲しい。その人が貧乏になっても、長い人生を支えていけますか?若い女性は、もっと自分を大事にして欲しいなと思った出来事でした。

 

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