mimi5577のブログ

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私たちは何のために働くのか

皆さんの会社に、こんな人はいないでしょうか。仕事は出来ないけれど、人柄がいい人。はたまた、仕事は出来るけれど、人当たりが悪い人。そして皆さんだったらどちらのタイプの人とお仕事をしたいですか?

日本の会社のほとんどが、長時間労働で、定年まで同じ会社で働く人がほとんどなので、前者(仕事は出来ないけれど、人柄がいい人)を選ぶ人が多いと思う。同じ会社で長時間同じ空間を一緒に過ごす人なので、人柄がいい人を選びがちだ。何なら、自分の家族より長時間を会社の人と過ごす事になることも多い。しかしこの先も人柄がいい人という理由で、一緒に仕事をする人を選んでいいのだろうか。「働き方改革」と言われているが、結局は仕事が出来る人にシワ寄せが来るだけだ。仕事が出来る人は疲弊し、辞めざるを得なくなる。その結果、人柄がいい人で仕事が出来ない人が会社に残ることになる。

これからの時代はどうだろう。今の若者は、同じところで定年まで働くなど考えてはいない。キャリアプランを自分軸で考えているので、休む時は休む。産休も・育休も当たり前。在宅勤務もコロナで定着してしまったし、会社も、社員の席を定めていない「フリーアドレス」を導入している企業もけっこうある。あえて、必要のないコミュニケーションをとる必要がないのである。最近はお昼を一人で過ごす人も多い。

年配の方は会社がギスギスするのではないか?と気をもむ人も多いだろう。しかし、私は、仕事が出来ない人を優遇する方が、社員がギスギスするように思う。評価の基準が仕事ではなく、人柄で評価をするのは、至って個人的感想又は、感情での評価に過ぎないように思う。私たちは会社に仕事をしに行くのであり、友達をつくりに行くわけではない。会社は「利潤追求」をする組織で、仲良しグループではない。

私たちは働き、お金を貰っているが、会社が利益を出せないと、会社が倒産し、失業してしまう。働く理由は、人それぞれあるだろうが、会社が利益を出せるように仕事をしないといけない。その意識がごっそりと抜け落ちた人がいたら、どうなるのだろう。仕事が出来ないが人柄がいい人が、仕事が出来るが人当たりが悪い人より評価が高かったらどうだろう。仕事が出来る人は、仕事に嫌気がさし、やる気が出なくなるだろうし、転職も考えるだろう。周りの社員も、会社は仕事ではなく、人柄がいい人が評価されるのだと思い、仕事をそんなに頑張らなくなってしまうのではないだろうか。

日本は労働生産性が低いと言われているが、日本の企業体質が労働生産を低下させていると、思わずを得ない。私たちは、仕事の出来ない人の為に働いているのではない。しかし、仕事の出来ない人に限って、自分が仕事の出来ない人とは思っていない節がある。それは、人柄がいい人、または上司に気に入られている事で、会社に評価されているので、自分が仕事が出来ないとは思わない。

日本の正社員はよほどの事がないと、クビには出来ないので、仕事が出来なくても、ずっと会社にいられる。負のループは止まらないのである。

 

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