mimi5577のブログ

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今こそ町内会

昨今、町内会や子供会に入らないご家庭が多い。いろいろな役員に任命されると面倒なことが多いし、近所での活動は必要ないと思っている人が多いと思う。

しかし、今の時代だからこそ、町内会は必要ではないのだろうか。

昨今の私たちはあまりにも個人主義になっている。超高齢化社会で、地域の連帯は必要だ。何も若い人たちに年寄りの面倒を見ろと言っているのではない。今は空き家が日本全国に沢山点在している。空き家があると、治安が悪くなる。一軒家だと、庭がまず荒れてくる。庭が荒れると、ドロボーの格好の餌食となる。最近のドロボーは空き家をマーキングする。空き家がドロボーに入られても、直ぐには見つからない。入られたことさえ気が付かないかもしれない。空き家の住人が亡くなり、家を相続した親族も、実家を処分できずにそのまま放置してしまっているケースが多い。しかし、ご近所に誰が住んでいるのか知らないと、知らない間に空き家になり、その家に何かあっても、誰に連絡をしたらいいか?わからないだろう。役所に相談をしても、何か起きないと何も出来ないのが現実だろう。

私たちが夜道を何気なく歩いているが、町内会で街灯を賄っていたりする。町内会は私たちの生活に密着している事もかなりある。近所の排水路の掃除も、やらないと大雨が降ると大変な事態になってしう。近所に不審者が現れても、近所中で気を付けているのといないのとでは、犯罪も違ってくるのではないかと思う。

何もよりも、日本は災害大国だ。大雨による洪水もいつどこで起こるとも限らない。地震大国でもある日本。災害にあった時に、近所の力は必要になるのではないだろうか?逃げるにしても、普段から近所で訓練をしているのとしていないとでは、避難に差が出てくるだろう。戦時下で日本は地域で一致団結をしていた。命がかかっているから、人々は命を守る為の団結もあったと思う。今は平和だが、これだけ災害が多いと、命を守るためには、地域一体となり、災害に備える必要があるのではないかと思う。そして、年寄りだけではなく、一人暮らしの若者も多少の町内会への参加が必要だと思う。諺で「遠くの親戚より近くの他人」とはよく言ったもので、災害時は近所の人と助け合わないと、復旧もままならない。

想像したくないが、戦争に巻き込まれてしまうかもしれない。防空壕やシェルターなどに避難をしたら、プライベートの確保は無理だろう。否応なく近所の知らない人と協力をしないと生きてはいけないだろう。

個人主義に限界がでてきている。これからコロナだけではなく、もっと大変な災害や感染症など、想像を超える事態が起こりうるだろう。そんな時、個人主義に徹していると、人々はますます孤立してしまうだろう。

しかし、ご近所トラブルの煩わしさを考えてしまうと、二の足を踏んでしまうのも理解できるが、有事に備えての近所の連帯は、今後ますます必要になると思う。

私たちは今こそ、ご近所とのあり方を考えないといけないのかもしれない。