mimi5577のブログ

とりとめのないブログです。よかったら見ていって(^_-)-☆

勝手に経済分析:新しいバブル期

コロナ禍もあり、景気が悪いと感じている人は多いと思うが、何故か株価は上がり(株価はバブル期を約30年ぶりに超える)、物価もじわじわと上がっている。

f:id:mimi5577:20210920104550j:plain

多分、いまはバブルになっていると思う。バブルはバブルでもマイクロバブル。

泡が非常に細かいので、中々弾けない。しかしバブルは存在している。ビールの泡を想像してほしい。細かい泡はグラスの中に長時間留まり、ビールののど越しを良くしている。ビールが美味しくなるのだ。今はじゃぶじゃぶに国がお金をつぎ込んでいる。実感はないが、お金余りになっている。株価が2%下がれば、国や年金が株を買う。なので株価は下がらないしくみになっている。いろいろなほころびが出てきても、国が支援をして会社が潰れない。本来は潰れていてもおかしくない会社が潰れないのだ。帝国データバンクが発表している倒産件数も過去最少になっている(2021年8月)。

SNSでは、株で億を稼いだとか、億り人が息巻いている姿をよく見かける。

このバブルはマイクロバブルなので、徐々に泡が消えてゆくので、景気下落になかなか気が付かなくなる。バブルがあったことさえ気が付かないかもしれない。

イールドカーブなどが、リセッションのサインとされているが、今はFRBや日銀が金利の調整をしているので、この逆イールドカーブが起こりにくくなっているのではないかと思う。逆イールドカーブがコントロールされているのだ。これが今後、どのような影響を及ぼすのかは誰もわからないと思う。だれも経験がない事なので、予想もつかない。

もう一つの大きな懸念が、中国だ。言わずと知れた隠蔽体質大国。

中国の不動産はバブル崩壊寸前状態だ。これは、日本のバブルとは比にならないくらいの不良債権を含んでいて、世界中に震撼を与える大きな懸念の1つだ。

そして、もう一つが、中国当局の産業(主にIT企業)規制だ。ここに来て、共産党自由経済へのジレンマが露呈したといえるだろう。この規制がどのように経済に影響を与えるかは、香港の出来事を振り返るとわかるであろう。

しかし、中国で起きている事は、隠蔽されるのでバブルの泡が消えても、消えたことさえ表に現れない。

世界中で様々な負の連鎖が起こっているが、政府がコントロール(中国は隠蔽)しているので、気づきにくくなっている。

私は今後の最大の懸念は、気候変動だと思う。これは今後も続いていき、じわりじわりと私たちを脅かす一因だと懸念する。

みんなは気づいているとは思うが、物価がじわじわと上がっている。これは景気による物価上昇ではなく、原材料の高騰によるものがほとんどだ。

少し前に、カリフォルニアのアーモンド農場が天候不良のため、アーモンド農場を辞めて、ソーラーパネルを農場に敷き詰めていた。アーモンドの木はすべて伐採された。ソーラーパネルはすぐに設置でき、すぐに稼働するが、アーモンドの木は収穫されるまで何年も年月がかかる。

アーモンドもそうだが、コーヒー豆も高騰している。これも気候変動によるものだ。

何年か前に、サンマ🐟がすごく高かった。その年の秋はサンマが食卓に上ることはなかった。そういった事が頻繁に起きている。

今後、普通に食していたものが、食べられなくなる可能性は高い。

アーモンドやコービーは高級品(嗜好品)になるのも時間の問題かもしれない。

私たちは毎年、どこかしこと台風や豪雨などの被害にあっている。20年30年前と比べて頻度も、規模も大きくなっている。その度に野菜の値段が上がり、家計を脅かす。

気候変動は確実に進んでいる。あらゆる国が対策をしているが、焼け石に水といったところだろうか・・・😔

気候変動は私たちの懐(お金)にじわじわと悪影響を及ぼしている。

そして、日本・中国・韓国などで確実に起こる「少子高齢化社会」。

今は国(政府や日銀など)が支援をしたり、さまざまな経済対策をしているが、それが効かなくなったときはどうなるのだろうか?

ワクチン接種が進み、経済が徐々に回復を見せたとしても、以前と同じ状態に戻るとは思えない。

まず、ワクチンを打ったとしても、コロナにかからないと云う事ではなく、重症化しない確率があがるというだけなのだ。なので、私たちは国民の80%以上がワクチンを接種したとしても、マスクを完全には外せないし、感染者数や重症化人数・死亡人数などにより、行動制限やさまざまな規制を取り入れて生活をしていかないといけない。

 

誰も経験をしたことがない不気味な不況が、忍び足で近づいてきていると思うのは私だけだろうか・・・。

 

※補足:絵の牛(Bull)熊(Bear)について

ブル・ベアとは、相場の強気・弱気を示します。 ブル(Bull)は強気のことで、雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草から相場が上昇していることを表し、ベア(Bear)は弱気のことで、熊が前足を振り下ろす仕草、 あるいは背中を丸めている姿から相場が下落していることを表しています。(SBI証券より引用)