皆さんは「ゆるキャラ」の生みの親が誰だか知っているだろうか?
「マイブーム」という造語を生み出したのは?
そう、みうらじゅん。
私の小さな「マイブーム」は「みうらじゅん」。
熱烈にみうらじゅんを追っているわけではなく、何となくテレビを付けたら「みうらじゅん」というタイミングが結構ある。運命を感じるほどでもなく、何となくテレビやYouTubeを見ている。
みうらじゅんは結構不思議というか、変わっている(いい意味で)。
モノへの執着や粘着的な観察眼での語り口が結構癖になる。
ファンではないが、何故か気になる。別に会いたいわけでもなく(向こうも別に私に会いたくもないだろうし、会ったところで、素人相手にお互い話すこともないだろう)、テレビや媒体などで、見るのが好きだ。彼はあまりテレビに出ないところもイイ。
ここまでのくだりだと、少しデスっているように聞こえるかもしれないが、彼の言動はふざけているように見えるけれど、鋭い考察が垣間見える。
彼はたくさんの肩書を持っている。もう、どれが本業なのかも分からないというより、全部副業で、全部本業といった感じがする。いわば、副業の先駆者である。
私たち一般人は、副業にすこし後ろ向きだったり、会社で反対されているからと、二の足を踏んでいるが、副業も彼のように沢山あれば、もぉ本業も副業もどうでもよくなり、どれも本業で、どれも副業となりうる。我々現代人は、もぉ1つや2つの副業ではダメなのかもしれない。必要とされればだが、いくつも仕事を持つのもいいのではないかと思う。もちろん、彼のような才能あふれる存在だから、なしえる業なのかもしれないが・・・。
彼の「ゴム蛇」を収集する羽目になったくだりも、彼の真面目さのなかに、ある種の困った状況を楽しんでいる様子が窺がえる。「ゴム蛇」について、ここまで熱く語る人をいままで見たことがない。普通の人がやらないというか、思いもつかない事をやってしまう。しかも、かなりの粘着体質なのか、長期に亘り収集したり、調べたり、まとめたり(スクラップ)している。
そして彼を取り巻く人たちも、個性的である。
そぉ、彼こそがゆるキャラなのだと、私は思う。