mimi5577のブログ

とりとめのないブログです。よかったら見ていって(^_-)-☆

統計と行動心理の矛盾

人々はいろいろな欲望や野心がある。

しかし、どれだけの人が現実を直視して考えているのだろうか?と日々過ごしていて思うことがある。

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婚活市場では、女性が主に重視する点の一つが男性の年収。婚活女性の婚活相手への希望年収が500万円以上という人が圧倒的に多い。世帯年収の平均を見てみると、男性の平均年収は567万円。中央値になると427万円になる。果たして、30代~40代前半の婚活女子で、同年代の相手を想定して、年収500万円以上のお相手を見つけることが容易かどうか?統計を見ればわかる。

婚活女子は、結婚後も働くことを視野に入れて、婚活活動をすることをすすめる。

(万が一、結婚後離婚を考えた時も、仕事があるほうが有利)

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1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は461万円であり、前年に比べて0.1%減少している。 これを男女別にみると、男性567万円、女性280万円で、前年に比べて、男性は0.2%の減少、女性は横ばいとなっている。(国税庁より)

 

所得金額階級別に相対度数分布をみると、「200~300万円未満」が 13.9%、「300~400万円未満」が 13.3%と多くなっている。

中央値は 427万円であり、平均所得金額(547万5千円)以下の割合は 61.3%となっている。(厚生労働省より)

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今度は、婚活の男性陣について、不思議に思うことがある。多くの婚活男子は、女性の年齢を気にする。同年代の女性を選ばない(特に高所得者の方々)。ネットで若い女性に「気持ち悪い」とか「父親と変わらない年齢の人、意味が分からない」とかいろいろと言われているが、そもそも統計的に、50代以上の男性が一回り以上年下の女性を婚活相手に選ぶこと自体が無理っぽい気がする。いまや、50歳以上の男性は全国男性の55%以上いる。女性の50歳以上は全女性人口の50%くらいになる。

その事実をわかっているのか?婚活市場で無理ゲーばかりを繰り返している男性をよく見かける(ご愁傷さまです)。

なので、男性で結婚願望がある人は、若いうちに早く結婚相手を探して、さっさと結婚をした方がいい。年収が少々低くても、若さでカバーできたりするし、若い方が恋愛へのハードルが低い。

 

次に、労働環境について不思議に思うことが多々ある。いろいろな転職サイトや、就職サイトを見たとき、年齢をものすごく気にしている企業がたくさんある。

しかも、年齢をネックにしているにもかかわらず、求めるスキルがものすごく高かったり、求めるスキルが限定的だったりする。

派遣サイトでも、「未経験歓迎」「20代が活躍中」とかよく見かける。派遣は最長3年しかないのに、キャリア形成など全く無視だ。このような謳い文句を見かけたら、その企業は、若手男性社員の婚活相手要員にあなたを選んでいる可能性が高い。別に婚活要因でもいいと思う女子ならいいが、自分の将来を考えたときに、よく考えた方がよいと思う。ある派遣会社の営業の方に聞いた話だが、とある企業で「若くて美人」とあからさまに希望してきたとのことで、派遣の営業の人も困っていた。こんな企業は終わってしまえばいいのにとひそかに祈る魔女です。

就活の現場でも、年齢をネックにして、超高齢化社会にした張本人たちは何を考えているのだろう?と意味が分からない今日この頃です。

 

いろいろと、統計を眺めていると、思うことが沸々と湧いてきて、終止がつかなくなりそうなので、統計の男女賃金格差はまたの機会にいたします。

 

☆いつも見てくださっている方、初めての方、お付き合いいただき、ありがとうございす☆彡