今 巷で「FIRE:Financial Independence, Retire Early」セミリタイア・早期リタイアが流行っている。
流行っているというより、それを実行する人が増えている。
考えてみると、日本人はずーーっと「働きすぎ」と言われてきた。
・・・が、本当に働きすぎなのだろうか?と疑問に思う。
労働時間だけで「働きすぎ」と言っている節もある。
(もちろん、某チェーンなどで、過労死している方は別です。)
昨今「働き方改革」と言っているが、経営者の「働き方改革」と、働く側の「働き方改革」とはとらえ方が違う。
日本の「働き方改革」は残業代削減に一役かっている節もある。
「働き方改革」と「同一労働・同一賃金」はセットで考えないといけないと思う。
この話は、長くなりそうなので、次回に。
話は戻り「FIRE」だが、友人で早期リタイヤをした人がいる。
彼女は50歳で早期リタイアをした。
彼女は年金には頼らず、貯金だけであと30年くらい過ごす事を考えている。
彼女があと30年過ごせるか、過ごせないか別として、早期リタイアは向いている人と向いていない人がいると思う。
一瞬、早期リタイアは憧れるが、3か月も経つと暇で時間を持て余すと思う。
人間暇だと、ロクなことを考えない。
彼女は独身だが、独身女が大金を持っていると、ロクな男が寄ってこない。
彼女は贅沢はしていないと言っているが、身なりや態度で「この人はお金持ち」とわかると思う。いいカモになってしまう。
早期リタイアは社会的な繋がりを持っている人や、何かしらの形で社会と繋がっている人に向いていると思う。
そうでない人は、セミリタイアの方がいいと思う。
労働時間の少ない仕事で社会と繋がったり、ボランティア活動をしたりしたほうがいいと思う今日この頃である。
そして、日本の労働人口が減っている中、若い人が働かなくなると、ますます労働人口が減り、社会保険料が上がり、社会保障もままならなくなってしまう。
恐ろしや~~~😱